木曜日の写真館

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今後の撮影についてとアルバム作成のすすめ

お知らせ | 雑記 2020-05-15
夕暮れに自転車に乗っている6歳

緊急事態宣言解除を受け、今後の撮影についてお伝えします。

まず、
家族写真七五三などの記念写真の撮影・ご予約については、
これまで通り承っております

ニューボーンフォトについては、
今後どうしていこうか、毎日のように考えているのが正直な現状であります。

今日で緊急事態宣言解除されました、じゃあ明日から撮りましょう!
というものでもないですし、
日に日に状況も、政府や地方自治体からの活動指針も変わっていきます。
人それぞれの思いや危機感も違いますしね・・・。

そんなふうに日々思い悩む中、
どうしてニューボーンフォトを撮っているのか、その根本に立ち返って考えたのは、
『自分が大変だった分、同じ状況のお母さんが少しでもうれしくなることをしたい、
新生児期の貴重な一瞬を忘れて欲しくない、と思ったから』
これに尽きるんですね。

こんな状況は世界中でかつてないことですし、何が正解かもわかりません。
もちろん状況に応じては、また撮影中止をお願いする場合もあると思います。
でも、これまでの自分の経験を生かして、
その時々にできることを前向きに提案していきたい!
というのが私の今の思いです。

ただ、ニューボーンフォトは長年写真業務をしてきましたが、
本当に特殊な撮影の一種です。
またこういった状況下ですので、スケジューリングや撮影方法については、
個別にご相談に応じながら慎重にすすめていく必要があります。
状況によって柔軟に、お母さんと赤ちゃんにとってベストな方法を、
一緒にご相談していきたいと思っています。
どうかご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

さて、写真は我が家のお兄ちゃん、もうすぐ6歳になります。
この登園自粛中に自転車に乗れるようになりました!

私も同じくカメラマンの夫も、このコロナ禍、仕事激減で先行き不安ですが、
それ以外は、かつてなく平和な日々を過ごしております。

私はプライムで映画を見るのにはまり、
是枝監督のワンダフルライフに大変心を動かされました。
(昨日見たモテキとかも個人的にとてもよかった!世代ですねぇ)

ワンダフルライフは、
死んでから天国に行くまでの7日間で
人生で一番大切な思い出を一つ選び、
その瞬間を思い出した気持ちと共に天国に旅立っていくというお話。

何歳まで生きられるかわからないけど、
おばあちゃんになった時に、自分の意思と管理下で持っていられる『物』って、
本当にごく僅かなものだと思うんです。

写真は天国には持っていけないけど、
きっと形ある『物』にしたらギリギリまで持っていられる。
そして思い出としてずっと忘れずにとっておけるな、と。
この自粛期間中にそんなことを考えました。

まだデータでしか写真をお持ちでない方、
もしよかったらぜひ、アルバムやフレーム、作りましょう。

過去5年間の撮影でしたらこちらにデータがあります。
5年より以前に撮った方もおそらく大丈夫です、ぜひ一度お問い合わせください。

今後は感染防止策に一層力を入れながら、
写真をカタチに残すことも考えながらやっていこうと思っています。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします!